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アーバンギャルド新アルバムより、「さくらメメント」MVが来てた

トラウマテクノポップバンドを自称するアーバンギャルドは、6月18日に新アルバム『鬱くしい国』をリリースすることを発表しています。
同アルバムは前衛芸術家、相田誠氏の作品の一部をジャケットとして使用していることでも話題となっています。
そんな『鬱くしい国』に収録されている「さくらメメント」のMVが先日5月12日にYouTubeで公開されていました!




アーバンギャルドといえば、昨年キーボード担当の谷地村啓氏が脱退して以来、楽曲の質が維持できるかということが懸念されてきました。
そういえば、相対性理論も真部脩一氏の脱退以来やや勢いが衰えてきているように感じます(僕の主観?)。アーバンギャルドの中心はよこたんと天馬さんだと思っている方々が多勢だと思いますので、まあ、あまり影響はないかなとも思うのですが。


さて、曲についてのお話に移りましょうか。
この「さくらメメント」というタイトルは、「サクラメント」と「メメント・モリ」を掛けたものだと考えて良いでしょう。それと、「桜」の意味も掛け合わされていて、七文字の中に相当の情報量が含まれている感。

「サクラメント」というのはカリフォルニア州の街の名称でもあるのですが、宗教的な用語でも「サクラメント」というものがあります。日本語に直すと、「礼典」とか「機密」とかいう風になるそうですよ。

「メメント・モリ」はラテン語の警句で、「死を記憶せよ」という風に訳されます。自分がいつか必ず死ぬことを忘れてはいけない、というような意味なのだそうです。

アーバンのタイトルや歌詞はいつでも示唆に飛んでいて、様々な文化を網羅しており、とても勉強になりますね。作詞の天馬さんの博識ぶりが発揮されていて良いですね。まあ、なんか知的遊戯というか衒学的な気がしなくもないですが、そこに含まれるポエジーに僕らは恋
してるといっても過言ではないのですね、はい!

タイトルに紙幅を割きすぎて、なんだか僕は疲れてきてしまいました。
内容については、まあ皆さんの解釈にお任せすることにしましょう。

ちなみに、僕は『鬱くしい国」を既に予約いたしました!
初回限定版もありますので、ほしい方で予約がまだの方は、お早めに済ませておいた方がいいかと思います。


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アーバンギャルド
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