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「小説投稿サイトに関するアンケート」を取ってみた

こんにちは、あとーすです!

先日、「小説投稿サイトに関するアンケート」を取らせていただきました。
主にTwitterでの呼びかけだったのですが、お蔭さまで114件の解答をいただきました。
ご回答くださった皆様、本当にありがとうございます!

さて、この記事ではそんなアンケート結果を一緒に眺めて行こうと思います。
今回は自由記述欄が多かったので、そこのコメントもいくつかピックアップし、僕もコメントを返していきます!

問1.あなたの性別は?

この辺りは属性に関する質問なので特に言うことはないのですが、まあ参考までに…。

ちなみに、アンケートを取ると毎回女性が多いです。協力的な人が多いのかな?

・女性→84票(73.0%)

・男性→28票(24.3%)

・それ以外→3票(2.6%)


という結果になりました。

問2.あなたの年齢は?

・10~14歳→1票(0.9%)

・15~19歳→41票(35.7%)

・20~24歳→41票(35.7%)

・25~29歳→14票(12.2%)

・30~34歳→7票(6.1%)

・35~39歳→5票( 4.3%)

・40~44歳→2票(1.7%)

・45~49歳→2票(1.7%)

・50~54歳→1票( 0.9%)

・70歳以上→1票(0.9%)


このアンケートを見る限りでは15~19、20~24が多いのですが、Twitterのユーザーも恐らくこの辺りが多いでしょうし、僕のフォロワーもこの辺の年齢の方が多いような気がします。


しかし、小説投稿サイトを使うのは若年層が多い、ということはよく耳にします。


意外と25歳以上の方が多かったので少しびっくりしました。

問3.あなたの職業は?

・学生・生徒→68票(59.1%)

・会社員→15票(13.0%)

・パート・アルバイト→7票( 6.1%)

・主婦→5票(4.3%)

・派遣社員→4票(3.5%)

・無職→3票( 2.6%)

・自営業→2票(1.7%)

・自由業→2票 (1.7%)

・公務員→1票 (0.9%)

・その他→8票 (7.0%)


回答者の70%以上が25歳以下なので、そりゃあ学生・生徒が多くなりますよね…。


主婦の方が5人もいるんですね。自由業の方は、フリーライターとかしてるのかなあ、と想像してます。

問4.あなたは小説投稿サイトを利用(書くor読む)しますか?

・はい→103票 (89.6%)

・いいえ→12票(10.4%)


ご回答いただいた方々のうち、約9割が小説投稿サイトを利用している方でした。


僕としては利用していない方々の意見も気になるところなので、この後、利用していない方のコメントもピックアップしていきたいと思います!

問5.お使いの小説投稿サイトを教えてください。(利用していない方は、「なし」とご回答ください。)

この質問は、複数利用している方のことを考え、自由記述欄としていました。


票の多寡にばらつきはあるものの、合計で36種類の小説投稿サイト(ブログサービスなども含め)が出てきました。


トップ3を発表すると、


・小説家になろう→53票


・Pixiv→42票


・Eエブリスタ→7票


ということになりました。


1位と2位も10票以上の差がありますが、2位と3位の差は歴然。


実は僕、小説家になろうとエブリスタは使ったことがあります。エブリスタは、モバゲーをやっていた頃に使っていましたね……懐かしい。


ちなみに、Pixivは僕の所属する文芸サークルセピアが過去の作品を載せていて、僕の作品も一つだけ載っています。


ちなみに。小説家になろうが多いのは、僕のフォロワーになろう作家の方が多いからかもしれません。というか、個人のアンケートなので、数字はあまりあてにしないでください……。

問6.小説投稿サイトをどのように利用していますか?

・書くだけで、全く読まない→2票(1.7%)

・書くこと中心で、たまに読む→37票(32.2%)

・書くことと読むこと、半分ずつくらい→27票(23.5%)

・読むこと中心で、たまに書く→32票(27.8%)

・読むだけで、全く書かない→10票(8.7%)

・利用していない→7票(6.1%)


大体予想していた通りの結果になりました。


読むこと中心の人よりも、書くこと中心の人が若干多いのは面白いかなと思いました。


一方で、書くだけという人は読むだけという人よりも少ない。

問7.小説のジャンルをライトノベル、エンタメ小説、純文学に大別したとき、小説投稿サイトで4みたい(あるいは書きたい)ジャンルはどれですか?(複数回答可)

・ライトノベル→79票(68.7%)

・エンタメ小説→71票(61.7%)

・純文学→44票(38.3%)

・無回答→3票(2.6%)


小説のジャンルについては定義問題がとても難しいのですが、とりあえずこの3つにしてみました。絶対にこの枠では捉えきれないことがあるだろうと思い、問8を設定しております。


例えば小説家になろうはいわゆる「異世界転生モノ」が多いという評価をネットで見て、ラノベ寄りのが多いのかなあという印象でした。結果を見てみても、ライトノベルを求める人が多いようですね。


この3つ、本当にざっくり言うと、重厚さが増していく(と思われる)順番で並べています。だから、小説投稿サイトで求められているのは軽さなのかもしれません。


けれど、「純文学」と回答している方も結構いて、馬鹿に出来ない数だなあと思います。

問8.小説のジャンルについて、他に何かありましたら自由にお書きください(特に、上のジャンル区分を超えたご意見をお待ちしております)。

これは、気になったものをピックアップし、それに僕がコメントをする形で紹介していきたいと思います!




・二次創作物

→漫画もそうですが、アマチュア・同人は二次創作が好きな方って結構多いですよね。著作権の問題などもありますが、最近では公式がOKを出しているものもあるとか。




・キャラモノ、ストーリーモノ、その他
 ネット小説に限っていうと、SS、短編小説、連載小説、脚本、ポエム、設定集

→キャラモノとストーリーモノという区別を僕は初めて聞いたのですが、一体どういう区分なのでしょうか? キャラが主体のものとストーリーが主体のもの、という理解で良いのでしょうか。SS(ショートストーリー)という形式は、ネット独特な気がします。




・多数決で良いものを決めるのは結構だが、
 今の二つのサイトはポピュリズムに堕し、
 内容の変わらぬアニメ脚本が歓待される。
 内輪話に終始しているように見えるのは、
 その所為だと思う。

→多数決で良いものを決めるつもりはないのですが、ポピュリズムに堕していない純文学もなかなか頑張っているようです。ラノベは、やはりアニメの影響を強く受けているような気はしますね。それと「内容が変わらない」ことに因果関係があるかどうかは置いといて。内輪話は、やはり読み手からするとつらいものがありますかねー。




・ライトノベルをライトノベルと一括りにするのはよくないと思う

→僕もよくないと思っているので、ここにそのアツい思いを書いていただきたかったです。エンタメ小説も純文学も、一括りはよくないですね。



・ネット小説は恋愛や二次創作が多いがホラーやグロテスクな作品は少ない

→どちらかといえば年齢が低い人達の方が多いからかも知れないが私はそういう描写のある作品が読むのも書くのも好きだが少ないせいで「ネット小説ではホラーやグロテスクな作品はウケない」と思ってしまい書いているが投稿できないでいる


・現代社会を中傷した作品なども好きなのに見たらよく荒らしや中傷を受けている
そういう作品は荒らしが増えるというものをなくして欲しい

→ホラー・グロテスク、少ないんですね。確かに、少し年齢を重ねないと理解できない世界なのかもしれません。ネットでそういうものを読みたいと思っている人がどれくらいいるのか、今後もし調査することがあれば、訊いてみたいと思います。中傷の仕方にもよるのかもしれませんね。中傷したのに中傷されたと傷つくのも変な話ですが。程々にすると良いのかもしれません。



・最近商業で出てきていますが、エンタメ(一般文芸)とライトノベルの中間くらいのライト文芸(=キャラクター小説寄りの一般文芸・ライトノベルではないがライトノベル寄りのエンタメ)というジャンルがあればいいのになと思います。先に挙げた小説家になろうなどのSNSだと、文芸と呼ぶにはキャラクター寄り過ぎ、かといってライトノベルに分類するのも違うといった感じで、登録に困ることが多いようなので。

→ライト文芸、初耳でした。エンタメの別名って一般文芸になるんですかね。この書き方だと、ラノベはどちらかといえばキャラ寄りということでしょうかね。



・「純文学」「エンタメ小説」もそうだが、「ライトノベル」もまた区分がひどく曖昧な単語で、未定義きわまりないので個人的にはあまり信用していない。
内容の分類と形態の分類をせめて分けて考えなければならないと思う。

→境界線は曖昧なところがありますが、「ザ・純文学」「ザ・ライトノベル」みたいな作品はあるのかなあと思っています。イメージの話になってしまいますが。内容と分類と形態の分類というのがよく分からなかったので、詳しく書いていただけていると嬉しかったです…。


・主人公を「記号」として扱うジャンル。主人公を群像劇を眺める窓のような立ち位置に置き、限りなく無個性で作中の人物とあまり(ほとんど)関わらず、俯瞰から覗くような存在として書いているもの。

→な、なんか僕がTwitterで書いたのと同じようなことが書いてある……分身なのか。と思ったら、「主人公が」記号なのですね。これってジャンルなのかなあ。



・同性愛小説。
 特にGLは区分分けされていないことがあるので困っています。

→BLだけ区別されているとかあるんですかね。苦手な人は、苦手なんですかねえ。




・教科書に載っているような、かたい文章のお話が読みたい。

→「小説投稿サイトでずっと書いてました!」みたいな人が商業誌デビューした挙句に教科書に載るような時代が来ないですかねえ。そのうちハルヒとか教科書に載りそうな気もしてるんですけどね。



・異世界ラノベじゃないものを読みたい

→(某サイトのことだ……さっきも書いたけど)


問9.「ネット小説」というとどのようなイメージがありますか?

この質問、僕は「なんとなく悪いイメージがあるんじゃないかなあ」と思って作りました。ネットに上がっている小説全てがというわけじゃなくて、「ネット小説」という言葉がね。



・気楽に読める半分、面白い作品は少ない。好き嫌いが分かれる。生物を扱った物や二次創作、三次創作などグレーゾーンの作品も多く著作権を意識している人が少ない?

→まあ、誰でも書けるので全てに高いクオリティを求めるのは酷な話でしょうね。ところで、生物は「なまもの」と読むべきなのでしょうか……無知ですみません。


・ケータイ小説のような薄っぺらさを感じる

→ケータイ小説とネット小説の区別も難しい気がしますね。ケータイ小説って散々たたかれてたイメージが僕にはあるんですが、そんな感じで捉えられているのでしょうか。



・似たり寄ったりのライトノベルやハーレクインもどきが多数を占めている。

→もどきって言われちゃってる……。


・上手い下手関係なく、誰でも創作できる、いわば「入り口」見たいなイメージを持っています。

→小説を書くハードルが低くなったということは良いことですよね!


・文章作法を知らずに書いている人が多い。

→これに憤っている人をよくTwitterで見ます。(僕も同じようなこと言ってたんですけどね)


・横書きで改行が多め。
・従来のしきたりにとらわれない(段落の付け方や句読点の付け方といった文章のルールなども含めて)

→ネット小説独自の進化を遂げているような気がしますね。これが良いことなのか、悪いことなのか。


・基本的には金銭の絡まない個人が自主的に行っているものなので、出来の高低が激しい。また定期的な連載を望みにくい。というか、「連載」文化はあると思う。ところでこのアンケート、「ネット小説」サイトに関するアンケートだと思うんですが、実情や実感ではなくイメージを問う意義が見えない。
「ネット小説」というのもあんまりな大分類で、だいたい大きな(そして主観まみれの)主語に使われるので、イメージは色々と先行しているとは思う。

→このように「連載文化」があると答える方がいる一方、短編が多いと答える方もいました。書籍化を目指すようなものは、連載するんですかね。アンケートについては、僕が気になったことを並べているだけなので、まあイメージも聞いとこうかなと。サイトに投稿している人としていない人のイメージ比較ができればなあと思ったのですが、後者があまりいなかったので断念しました。「ネット小説」が大きくて主観まみれの主語に使われているというのはもっともだと思います。そして、このアンケートでやっぱり悪いイメージが先行しているのかなあと感じました。が、意外と悪いイメージを持っていない方もいましたね。


・読みやすくとっつきやすいので、これから色々な人が触れていく文学になるだろうと思っている。けれど、純粋な文学と認められるには未だ足りないものは多いように思う。もちろん、純文学をネット小説としてお書きになっている方もいらっしゃることは知っているが、それ以上にラノベ的な雰囲気の作品が圧倒的に多すぎる。メディアや商品としての価値は実証されている通りとても高いのだが、年配層からの支持を受けるのは難しいだろう。正に、現代的な文学と言えるのではないだろうか。

→現代的な文学! これからはラノベ的なものが主流になるのでしょうか? 何度も繰り返すようですが、僕はネット小説の文脈から純文学的なものが出てきて欲しいですね。

問10.小説投稿サイトのTwitterアカウントをフォローしていますか?

・はい→22票(19.3%)
・いいえ→92票(80.7%)

予想よりかなり少なかったです。小説家になろうアカウントのフォロワー数がやっと1万ちょっとなので、そんなもんですかね。

問11.上の質問に「はい」と答えた方は、そのサイト名を教えてください。

当然のようですが、「小説家になろう」が多かったです。
他のサイトについては、下に載せるアンケート結果URLから。

問12.小説投稿サイトのTwitterアカウントにはどのような情報を投稿してほしいですか(RTも含めて)?

・メンテナンスの開始、終了のアナウンス。
・おすすめ作品の提供ポスト。
・コンテスト情報
・サイトを利用しない第三者にも読まれるような動き
・我々(外輪)から見た意見を書く識者
・創作に関係する公募の情報(小説や絵本のコンクール等)
・企画やらなんやらで普段日の目を浴びない書き手を掘り出す手伝いをしてほしいと思う。
・文章構成の技術などの解説。

みたいなことが書かれていました。公募情報は、専門のサイトがあるのでそちらを見れば良いと思うのですが、小説投稿サイト側でも流すと喜ばれる?

ところで、こんな意見もありました。

・メンテナンス情報と企画の開催概要だけでも投稿してくれればそれで十分です。
 RTで投稿作品を宣伝されてしまうと、その多大な数に流され他の情報を見落としてしまう可能性があるので。

他にもいくつか、同じような意見が見られました。サイトURL付きのツイートをRTすることは歓迎されないのかもしれません。

問13.お使いの小説サイトで、何か不満な点がありましたら、お書きください。その際、後ろにカッコ書きでサイト名を付けてください。 例:○○なところをなおしてほしい(サイト名)

●全サイト
・自演対策して欲しい。ランキング上位がつまらないと面白いの探すのが難しい
・サイトによって好まれるジャンルが偏っていること。オールラウンダーなサイトを利用したい
・同じような内容の小説ばかりがランキング上位を占めているのは納得いかないので内容別ランキング欲しい
・連載中でない作品は、完結している良作であっても埋もれてしまい読まれなくなってしまう(読みたくてもなかなかたどり着けないなど)ことはなんとかならないかと思う。

●小説家になろう
・18禁などの小説を投稿すると、男女別にされてしまう。書いているこちらとしては、心情や性描写などどちら向けでもなく書いているので、分けないでほしい
・評価ポイントは1~5ポイントの間で入力出来るが、その平均を取ってソートする機能がないため、実装して欲しい
・書籍化する事で内容が大幅に変わるのに削除をする事。
・似たような傾向の小説ばかりとりあげている
・ランキングなど、特定の傾向のもので埋まってしまいそこから外れた傾向の面白い作品が上位に上がってこないこと
・検索が使いづらく読みたい傾向のものになかなかたどり着けないこと
・最近は商業出版社の草刈り場となってしまっていること
・読者との距離が近すぎるためか荒らしや中傷コメントが発生しやすく、作者が潰れてしまいやすいこと
・完結作品にまで更新されていない作品という表示が出てしまうことは何とかしてほしい
・話ごとではなく作品全体の.txtを一括でダウンロードする機能がほしい
・internet explorer以外のブラウザでも縦書き執筆が出来るようにしてほしい
・感想欄への書き込みで、極少数ですが非常に不愉快な読者がいること
・えげつない広告はなんとかならないのか
・高機能執筆フォームというのを使ったことがあるのですが、それほど使いやすくない
・小説を投稿しようとするととてもややこしい

●pixiv
・R-18と一般のように、BL、百合、ノーマルカップリングなど住み分けして検索をしたいです
・縦書き表示に対応してもらいたい
・作品を.txtでダウンロードできる機能がほしい
・好きではない類いの広告がよく流れてくるので撤廃してほしい
・表紙の修正が有料会員限定のところ
・シリーズ物の管理(名前変更や並べ替えなど)ができないところ
・タグ付けの有無・各タグの優先度の曖昧さ、ランキングの特定ジャンル占領
・レイアウトが統一化されがちで、作品ごとの視覚的な新しさというものが薄い

他の小説投稿サイトについても、いくつかありました。気になる方は、下の方にアンケート結果へのURLを貼るので、ご確認ください。

問14.小説投稿サイトにあったら良いなと思う機能・企画があれば教えてください。

●機能
・ケータイ版はその人の書いたその作品のタグに絞り込める機能がほしい
・同じ一つの文章の中でフォントを使い分けたり、文字の大きさや色が変えられたらいい
・設定別に細かいタグ検索(マイナス検索含)
・分野別に投稿時期の古いものでもおすすめが出てきたりすると便利
・投稿、更新時期での検索
・目次を飛ばして1ページ目までジャンプする機能
・スマホでもPCと同じ様にできる事
・自分のつけたい場所に振り仮名をつけられるのが便利
・イラストレーターさんが気に入った作品の挿絵を描いてあげられるような、それを読者が見ることが出来るような機能。
・公正で誰もが納得できるような評価機能
・作者同士が交流できるような機能
・サーチエンジン並の細かなカテゴライズ。ランキングから拾うのではなく、検索し易さを求めています。
・個人のホームページやTwitterをリンクにできる機能。


「マイナス検索機能」は複数の方から意見があり、僕もあったら便利だなあと思いました。

スマホで書きやすい、ということも重要ですよね。僕は本腰入れてキーボード叩くスタイルの方が好きなのですが、思いついたときにすぐ書けるのは確かに便利。


●企画
・詩に関する企画
・作品数の少ないジャンルにスポットを当てた企画
・運営がいくつかお題を出し、それに沿った小説を書いて投稿するような企画
・自分たちで相談して企画を立ち上げたりとか(運営側から提案されたものではなく)。

詩に関する企画! 確かにあまり見ないような気がします。「小説」投稿サイトではありますが、ジャンルに「詩」を設けているサイトもありますし、もう少し注目されても良いような気がしますね。

ユーザー主体の企画とかも面白そうですね。ちなみに僕は今、Twitterの呼びかけで集まった人たちとリレー小説して、それを小説投稿サイトに載せようかという話をしています。
大きくなってきた自主企画を運営が公式企画にする、なんてのも面白いかもしれませんね。

問15.その他、何かありましたらお書きください。

・自身のサイトも萌えや理想の形を晒すものだが投稿型の方が気楽な上、SNSのような側面を持つために長続きしやすいと思う。ある程度書き溜めたらサイトを持つのがベストか。

→ある程度書き溜めてからサイトに移行する人は多いのでしょうか? 投稿サイトをSNS感覚で利用し、宣伝の為に利用しても良いかもしれませんね。イラストや絵の世界では、ピクシブがそういう役割を果たしているのではないでしょうか?


・ネット小説投稿サイトの現状においては、規模の小さなサイトでは作品が多くの人に読まれず、規模の大きなサイトではあまりにも多くの作品が投稿されている為、優れた作品が埋没し、陳腐で大衆迎合的な作品が注目される傾向にあると思われる。
優れた作品が多くに人に読まれる為には、ジャンルや傾向等を細かく分類したり、優れた作品をピックアップするといった工夫が必要ではないかと思う。
ただ、分類を細かくしすぎると煩雑になったり、ピックアップされる作品をどう選ぶかといった問題が生じ、難しい問題ではないかと思われる。
個人的に思っているところを勝手気ままに書き殴りました。自分勝手なことを述べまして失礼いたしました。

→大衆迎合亭な作品が注目されることは当然といえば当然ですし悪いことではないのですが、仰る通り何かしら違うタイプの良作を発掘する仕組みが欲しいですよね。サイト側が企画を打つなり、個人で探してリンク集を作るなり。


・サイトを立ち上げる知識が無くとも、小説が自由に投稿・発表できるようになって、喜ばしいと思う。

→小説投稿サイトの良いところは、やはりこれに尽きるんだと思います。僕は自分で同人誌発行したりしていますが、色々と面倒臭いことも多いです。しかし、そんな面倒なことをしなくても小説を発表する場は十分に確保されている。良い時代になりました。

まとめ

今回のアンケートによって、小説投稿サイトに対して抱く思いは人それぞれだなあと改めて感じました。

このアンケートの結果を受けて、僕がどうするということは特にありません。個人レベルでできることならば何かするかもしれませんが、当然大きなことは無理ですからね。

しかし、ここに集まった意見を読んだ皆様の意識が少しでも変わるようなことがあれば、アンケートを取って記事を書いた意味があるのかなと思います。


今回の記事では取り上げなかった意見がまだまだたくさんあります。
誰でも自由に結果を見ることができるようにしていますので、気になる方は是非ご覧になってください。
「小説投稿サイトに関するアンケート」結果



ところで宣伝になるのですが、最近「taskey」という小説投稿サイトが運営する「taskey U」というメディアで記事の執筆・編集をさせてもらってます。まだプレオープンの状態ですが、人気のある作品は順次翻訳されるそうです。今後が楽しみなサイトですよ!
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