2014/01/31 Category : 雑学 「結納」って具体的には何をするんだろう? 婚約から結婚式までの期間に行う儀式、「結納」。時折耳にはしますが、実際どんなことをするのか、意外と知らない人が多いのではないでしょうか。結納とは、婚約した証拠として、男性側と女性側の両家から金銭や品物を取り交わすことです。結婚式だけでなく、できればこの結納の日取りにも気をつけたほうが良さそうです。(例えば大安など)。当事者だけでなく両家の家族が関係する日ですから、タイミングには要注意。細かな形式は地域によって異なると言われています。仲人を立てて結納を交わすところもあれば、家族だけで行うところもあります。ただ共通しているのは、結納品を取り交わすというところ。一般的には百貨店などでセットになっているものを用います。これにも細かな規則があり、例えば品目は奇数で揃えなくてはなりません。地域差はありますが、九品目あるいは七品目というケースが多いようです。それらの結納品は、結婚式まで床の間で飾っておくのがしきたりです。さらに男性は女性に「結納金」を渡さなくてはなりません。これは月収の2,3ヶ月分が妥当です。結構な額ですよね……。女性側からはお金ではなく物品を渡します。これは結納金の一割程度が一般的です。またこれが少々面倒なのですが、当日は緑茶以外のものを準備しなくてはなりません。例えば、桜湯や昆布茶など。緑茶は「茶を濁す」という意味になってしまい、祝い事には向かないそうです。そして大事なのが目録と受書。目録とは結納品の品目と数を書いたもので、受書は「その目録通り品物を貰いました」ということで送り主に渡すもののことを言います。市販されているものをそのままつかっても問題ないでしょう。ちなみに楷書で、そして濃い墨で書くのがマナーです。結納金や受け取った品物は、もしも婚約解消ということになったら返還することとなります。(一方的に別れを切り出された、既に同棲を始めていたなどの場合は例外もある)どんなに好きで信頼できる相手だったとしても、結婚まではなるべく大切に取っておくようにしましょう。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword