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「時雨」と「夕立」ってどっちも急な雨のことだけど、どう違うのか。

今日は母親と買い物に行ってきたのですが、四時くらいになって、突然雨が降ってきました。
「あ、時雨だ」と僕が言うと、「え、それは雪が混じった雨のことじゃないの?」と言われました。

いやそれは違うよと僕は言ったのですが、いいや私の方が正しいと言い続ける母親。
よく訊いてみると、どうやら母親は「しぐれ」ではなく「みぞれ」のことを言っていたようです。おお、「れ」しかあっていないぞ……。

まあ、そんなことがありまして。そのときふと思ったが、「夕立」と「時雨」はどう違うのか? ということです。
困ったときはとりあえずWikipedia大先生!ということで、その文章をそのまま引用させていただきます。

【夕立】
夕立(ゆうだち)は、夏の午後から夕方にかけてよく見られる天気。激しいにわか雨を伴う。まれに夕立ちとも

【時雨】
時雨(しぐれ、じう)とは、主に秋から冬にかけて起こる、一時的に降ったり止んだりする雨や雪である。
時雨が降る天候に変わることを時雨れる(しぐれる)ともいう。
「時雨」は漢語としては元来、「ほどよいときに降る雨」を意味し、転じて教化を比喩する。




ふーむ、なるほど。
まあ、「夕立」は字面からして、夕方ごろに降る雨なんだろうなあと思っていたのですが、これは正しいようですね。
「時雨」の方は、時間が関係ないみたい。さっきは夕方に降ってきたけれど、時雨の場合は夕方に降ってくるとは限らないのでしょうかね。

そして、もう一つ大木な違いは「季節」ですね。
「夕立」は夏に降る雨を指し、「時雨」は冬に降る雨を指します。
あれ、じゃあ春や秋に突然雨が降ってきたらどういうんだろう……と思ったら、「通り雨」とか「にわか雨」とかいう言葉がありましたね。

ううむ、日本語ってなかなか難しい。区別のつかない言葉はほかにもいっぱいありますよね。「ソーセージ」と「ウインナー」の違いはよくわからないし、僕には「バター」と「マーガリン」の違いだってよくわかりません。
あれ、なんかどっちも日本語じゃない気が……。

皆さんも、何か区別のつかない単語があったら、調べてみると新しい言葉の世界が開けるかもしれません。
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