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熊本を巡る旅~水俣・津奈木に行ってきました~

今日、16日は熊本城マラソンが開催されるとあって、熊本駅周辺は朝から大混雑!
男子の「歴史めぐりフルマラソン」では、かの有名な市民ランナー川内優輝選手が優勝したんだとか。おめでとうございます!

さてさて、今日私は八代~川内間を走るおれんじ鉄道に乗って、水俣と津奈木を観光してきました。
本当にフラッと行った無計画な観光でしたが、せっかくなので少しその感想を残しておきたいと思います。


まず、最初に行ったのは水俣。

水俣と言うと「水俣病」という言葉を連想する人が多いのではないでしょうか。
チッソによる大規模な水銀汚染が起こったことで有名ですよね。
私も小学生の時には見学旅行で水俣病の資料館を訪れ、そのショッキングな資料の数々を目にしたことを鮮明に覚えています。

そんな水俣ですが、現在ではその知名度をうまく使って、観光の町へと転換していこうという動きが見られます。
駅前の通りは想像以上に店が連なっていました。
水俣駅では300円で自転車をレンタルし、町を回ることに。

最初に行ったのはエコパーク水俣。
水俣湾に面しており、全体が大きな公園になっています。


とりあえず、お腹が減ったのでまずは昼食を。
足を運んだのはエコパークの中にある「たけんこ」というお店です。



こじんまりとしてアットホームな雰囲気のお店です。

看板メニューというだご汁定食も気になったのですが、「太刀魚丼」というものがどうしても気になり、思い切って頼んでみました。



この太刀魚が大きいわ大きいわ。
ボリューム満点です。

太刀魚というと「骨が多くて食べづらい割に身も少なくて損した気分のする魚」というイメージがあったのですが、この太刀魚丼は全く違いました。
骨は抜いてあり、身は肉厚でホクホク。
ダシと絡めてご飯と一緒にかき込むと、口の中に旨みが溢れ出します。

これは逸品!また来る機会があればぜひ注文したいです。
ちなみにサラダと味噌汁までついて780円。これはお得です。

一方、連れの母はエビフライ定食を頼んでいました。



これも美味しそう。
そしてこの「たけんこ」、実はお漬物が食べ放題のお店なのです。
白菜漬けとわさび漬けは特に味わい深く、何皿も食べてしまいました。


そしていざ「恋人の聖地」として認定されている親水公園へ。




人も多すぎず景色も綺麗でした。
ここからは、かの有名な恋路島を見渡すことができます。


そして親水公園の一角にはこんなモニュメントが。



可愛らしいハートの形です。
桂由美さんらが選考委員をつとめるNPO法人が「恋人の聖地」として制定したのがここ親水公園なのだそうで、確かにデートスポットとしては好まれそうです。
景観も良く、ベンチも多く見受けられました。
まあ私は母と二人の旅だったので、アレですけれども……。


水俣を後にし、次に行ったのは津奈木という町。
目指すは温泉「四季彩」です。



1階には大浴場があり、昼間にも関わらず多くの人で賑わっていました。
地元の人もよく来るのだそうです。

この「四季彩」の面白いのは、モノレールに乗って上がった展望台に露天風呂がついているというところ。
モノレールは往復100円とリーズナブルでした。



そして待望の露天風呂へ。
タイミング良く誰も入っていなかったため、ゆっくりと景色を楽しむことができました。




今回の旅行はざっとこんなものです。
「公害」「汚染」「水銀」「病気」など、数々のマイナスイメージを乗り越え、今の水俣が新しくエコでクリーンな観光地になっていることは本当に驚きでした。
機会があればまた訪れたいと思います。


最後に。
水俣と津奈木にはたくさんの「水光社」があったことにビックリしました。
今は生協になっているのですね。



カバさんの絵が特徴的ですね。
 看板の裸エプロンがセクシーなんて思いませんでしたよ。
なるほど水光社の本社は水俣にあるんですね。通りで多い訳です。



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