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読売新聞「小保方氏以外の博士論文280本も調査へ…早大」を読んで。

STAP細胞や論文捏造問題で渦中の人となった小保方さん。彼女が博士号を取得した早稲田大学先進理工学研究所が、すべての博士論文を再調査することを決定しました。
ソースはこちら。
 →読売新聞「小保方氏以外の博士論文280本も調査へ…早大」


同研究所は、不正が発覚した場合には博士号の取り消しも検討するとのこと。学位を授与した博士論文は280本もあるというのですから、大変な作業になりそうです。


先進理工学研究所のこの判断は、英断と言えます。問題が発覚した機関として当然の対応でしょう。しかし、これだけでは対応が不十分だと思われます。

学位といっても、「博士」だけがその対象ではない。「修士」だって、「学士」だって立派な学位であるはずです。その辺まで遡らなくて大丈夫なの? というような気がしなくもないのです。学士や修士という土台の上に、博士があるのですから。

まあ、紆余曲折あっても「博士」さえしっかりとっていれば良いという考え方もできそうですが、それでは、博士論文に不正があっても結果さえ残せば良いというような論理に陥りかねません。それは、どう考えてもおかしいですよね?

ひとまず、この不正調査は「スタート地点」として受け止めなければなりません。アカデミックな世界のチェック体制をさらに厳しくしていく必要があるでしょう。
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