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劇団濫觴「きしかん」を観劇してきた@早川倉庫

こんにちは、あとーすです。
今日は、熊本の劇団「濫觴」の『きしかん』を観劇してきました。
「きしかん」とじゃ「既視感」、つまり「デジャビュ」のこと。このデジャビュを軸にした30分程のお芝居でした。

この既視感、僕もどうして起こるのかということをずっと疑問に思っていました。科学的には、まだ明確な答えが出ていないということだった気がします。その疑問に、この舞台はおもしろい解答を出しています。

別の時間軸で経験しているから、一度体験したような気がするのだ。というのがこの舞台における解答なわけです。そして、何度でも僕らは人生をリセットすることができる。その度に記憶が消去されていく。

「ループ」というキーワード。ハルヒのエンドレスエイトにも同じようなものを感じます。あるいは、まどマギの世界も同じ。ある一人の人以外は、記憶をなくしてしまっている。しかし、この舞台ではもっと様々な要素が絡み合っている。台本を書き換えるという行為、音響の出演。そういう要素によって、世界の枠組みを二重にも三重にもしている。

正直、僕の言葉ではあの世界観を表現することができません。それほど複雑であった。しかし、理解はできた。理解はできるけど説明できないもの。これを、演劇で見せるべきなのだなあと、書く側としても思いました。

濫觴の「きしかん」、本当におもしろかったです。この舞台のキャストが雨傘屋「禿の女歌手」にも出演すると聞いて、とっても楽しみです。
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