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「いただきます」の感謝の対象は何か

こんにちは、あとーすです。
先日、授業で「いただきます」という言葉について考える機会がありました。
僕たちは、一体どうしてご飯を食べる前に「いただきます」と言うのでしょうか?

親から教えられて、習慣になっているから。そう言えばそうなのですが、まあ、もっともらしい答えを探して、少し考えてみることにしましょう。

日本人はいつから「いただきます」するようになったのか
画像はイメージです。


ちなみに、その授業中に出た答えらしきもののいくつかは、以下の通り
・食材への感謝
・食べることができることへの感謝
・作ってくれた人への感謝
・もてなしてくれた人への感謝
・おごってくれた人への感謝

共通する感情は、「感謝」なのかなあということが見えてきました。確かに、食材にありつけた「喜び」を表すために言うのでもなければ、生命を殺してしまったという「悲しみ」から言うわけでもありませんよね。

とりあえず、この記事では「感謝」の気持ちがあるということを前提にして、話を進めていこうと思います。

「食材への感謝」という説明は、僕は説得力があるなあと感じています。
他の選択肢だと、「自分で料理を作った場合」に感謝の対象が消えてしまうからです。一人で食べるときはいただきますと言わないという人もいるかもしれませんが、僕は一人でもいただきますって言っちゃう派なんで……。

アメリカの映画なんかで、クリスチャンが食事をする前に神に祈りを捧げるシーンをよく目にします。あれは、神と命に感謝しているという解釈でいいのでしょうか? そうだとするならば、「いただきます」にあたる言葉がないとしても、共通する習慣を持っているということになる。

しかし、「いただきます」が「食材への感謝」だとするならば、おかしなことが起きてしまうのです。それは、「いただきます」とセットで使われる言葉です……。そう、「ごちそうま」

「ごちそうさま」は、漢字で書くと「ご馳走様」になります。「馳走」というのは、字面からもわかるように「走り回ること」を意味する言葉です。つまり、これは明らかに「作ってくれた人」あるいは「もてなしてくれた人」に感謝する言葉なんですよね。

「いただきます」と「ご馳走様」をセットにして考えるならば、対象はこの2つに限られてくる、ということにならないでしょうか?


奢ってくれた人に「いただきます」って言うのは、最近の風潮ではないかと考えています。多く見積もっても、100年以上歴史のある使い方ではないと思います(調べてみたいですね)。
どちらかと言えば「ごちそうさまです」と食べ始める前からお礼として述べる使い方もあるように思うのですが、いかがでしょうか。

何も考えないで、儀礼的に「いただきます」と言って食事を始め、「ごちそうさま」で終えますが、少し考えてみると面白い言葉ですね。
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