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地産地消のメリットはここにあり。「フードマイレージ」という考え方

平成24年度の食料自給率は、カロリーベースで39%と、依然として低い水準のままで推移しています。

日本は経済大国なので食料を自国でまかなわなくても良いという考え方もあるかもしれませんが、国際情勢を見る限り、いつどこで戦争が起きてもおかしくはない状態。もし世界の状況が大きく変わったときに、日本国民は生きていくことができるのでしょうか?

また、食料自給率が低いことは、エネルギー問題や地球温暖化問題にも影響を及ぼします。それがよく分かるのが、「フードマイレージ」という考え方です。

農林水産省のホームページによれば、フードマイレージとは「英国の消費者運動家ティム・ラングが1994年から提唱している概念("Food Miles")で、生産地から食卓までの距離が短い食料を食べた方が輸送に伴う環境への負荷が少ないであろうという仮説を前提として考え出されたもの」です。

例えば私たちは大豆のほとんどをアメリカからの輸入に頼っているわけです。
地産地消の最たる例、自給自足を行うならば、庭先に実っている大豆を収穫してそれを加工するなり食べるなりすれば良いだけです。

ところが、これをアメリカから運んでくるということになると、まずは海まで輸送するために燃料が必要で、海をわたるためにも燃料が必要。もちろん、国内での輸送にも燃料が必要になってきます。

しかも、日本は工業立国ですから、食料を買うために、様々な製品を海外に輸出しています。この輸出にも、膨大な燃料がかかっているわけです。

地産地消をすれば、エネルギーを節約することができ、それに伴う二酸化炭素の排出も削減することができます。

僕は今までどうして地産地消をしなければならないのかとずっと疑問に思っていましたが、これでやっと納得することができました。

安いものやおいしいものを食べたい気持ちはわかりますが、これからの地球のことをかんがえるのであれば、極力地元でつくられたものを食べるようにしたいですね。
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